太田英基「僕らはまだ、世界を1ミリも知らない。けど、その知らない世界がオモシロイ!」

4月7日

 

大学のキャリアセンターにあって、気になって借りた本。ちなみにキャリセンの本棚には朝井リョウさんの「何者」も置いてあって、これを普通の就活本だと思って手に取り読んだ就活生は爆死するんだろうな…と何とも言えない気持ちになった。

 

私にはいくつか夢があって、そのうちの一つに「世界一周をする」というものがある。できれば大学を休学して世界一周、とかをしたかったのだが、大学生活をサークルに注ぎすぎたせいで旅行が全くできなかった。

大学に入ったらバックパッカーになりたいと思っていたのに悲しい誤算だ。

そんな私の夢を太田さんは25歳の時に実現している。

羨ましい…

彼は何とあの普段お世話になっている「タダコピ」のサービスを作った人だった。すごい。大学生の時に考え付いたのか。

読むたびにあーこの国行きたい、という気持ちが膨らみ続ける。

ただ私は太田さんのように起業家として世界中のビジネスマンに会いに行く!というような気概はなくて、ただ単に経験として楽しそうだし人生一回きりだしせっかくだし世界一周をしたいなあと思っているだけだ。

私は「その場所を見る」ということに重きをおいて旅をしたい、と思っていたけれど、この本を読んだことでやっぱり出会う「人」が一番大切なのかもしれない…という気持ちになった。素晴らしい景色はそれは見て感動するだろうが、何も自分は変えてくれない。しかし、偶然の出会いが自分を変える、ということはあるかもしれないのだな…と思った。そんな旅をしたい、と思う。やはりそのためには英語か。英語が必要不可欠だ。

コツコツと毎日勉強しよう…と本当にずっっっっっっと思っているのだが実行できていない。そういうところがダメなんだよ

高校のときはあんなに英語が好きだったのに、大学に入ったら留学するぞ〜とまで思っていたのに、あっけなく「東京の大学生」に染まってしまった。

「東京」という街の魅力はすごい。

ドドド田舎出身の私には楽しすぎた。

歩けばすぐ本屋があるし、そこら中に何やってるかわからん面白い人がいるし、娯楽もすぐ手に入り、欲しい漫画の新刊も、好きな作家のサイン本も、何だって手に入る。

そしてテレビ東京が写ることの感動!

アニメが見れる!!

田舎に住んでいた時、まるで異国に住んでいるかのように「日本のアニメ」に対する憧れがあった。

夜中にやっているという数々のアニメ。

その全てが田舎では放送されることはなかった。

田舎には存在しない「テレビ東京」に対する憧れと希望はすごいものだった。

大学に入ったらアニメを見まくる、毎週リアタイする、と息巻いていた。

東京に引っ越してきて深夜テレビをつけた時、めちゃくちゃ感動した。

アニメやってる!!!!!テレビ東京!!!!!

と何話目かもわからないアニメを感動して見続けていた。

 

東京は本当にすごい。娯楽でいっぱいだ。

社会人でも少し東京で働いて、そして満足したら、太田さんのように世界一周したい、と考えている。